Yukiharu YABUKI の tDiary
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2012-06-24 [長年日記]
_ [Debian] Squeeze の kvm で vmdk(scsi)をブート
VMware workstation から KVM へ移行するのに悩んだ点の続き。現状では、ゲストOSがインストール環境に堅く結びついているため、kvmのみでは詰んでいる状態です。元のイメージを修正するのに vmware workstation を動かしていくつかの手当をする必要があります。が、いくつかの情報は、将来の自分に重要な気がするので、記録しておきます。
kvm -smp 3 -boot menu=on -k ja -option-rom /usr/share/kvm/8xx_64.rom -drive file=hoge.vmdk,if=scsi,bus=0,unit=1,media=disk -vga vmware -monitor stdio
スクリーンショットを載せておきます。(画像をクリックすると大きくなります。戻る時にはブラウザの戻るボタンをご利用ください)
- scsi bootに本質的な点
- -option-rom : ここでは、 kvm に scsi の rom イメージへのファイルパスを与えている。webの情報では、/usr/share/kvmがロードパスに含まれて、指定しないで良いみたいに感じた記述もあるが、full pathでromファイルを与える必要がある。
- -drive file=hoge.vmdk,if=scsi,bus=0,unit=1,media=disk : -hda -hdb -hdc -hdd を展開すると..というkvm の manページを参照するとわかるが、bootindexの指定は、インタフェースをscsiにして、bus,lunなどをbootさせる領域を指定する。mediaは取っても良いかもしれないが、明示的にscsi diskを指定している。
- 上記以外
- -smp 3: CPUがcore i7で4cpuなので適当に指定してみた。指定しない方がいいのかもしれず
- -boot menu=on : ブート時のメニューを表示させる。see also 画像のブートメニュー
- -vga vmware : 解像度の関係でひとまずこれがよさそうだった。別に他がよいなら変えよう
- -k ja : キーボードの種別を日本語キーボードに
- -monitor stdio : kvmを制御するのに起動したterminalコンソールを利用(stdio)経由で、他の選択肢はman kvmでわかる