raspberrypi:log20150610_bcm2708_rng
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Raspberry Pi のハードウェア乱数生成器を試す
今まで知りませんでしたが,Raspberry Pi にはハードウェア乱数生成器があるようです.
Raspberry Pi にキーボードやマウス等を繋がすに,いわゆるサーバの様にヘッドレス運用をしていると,乱数のエントロピーが不足しがちになりますが, ハードウェア乱数生成器を使うことができれば,改善できるかもしれません.
ハードウェア乱数生成使用前のエントロピー
現在のエントロピー状態は,以下で確認できます.
$ cat /proc/sys/kernel/random/entropy_avail 763
https://archlinuxjp.kusakata.com/wiki/Haveged によると,この数値が1000以下だと暗号処理などで十分なエントロピーが貯まるまで止まるようです.
必要なドライバのロードとソフトのインストール
Raspberry Pi のハードウェア乱数生成ドライバは,bcm2708_rng と言う名前で,これを起動時にロードするようにします.
$ cat /etc/modules # /etc/modules: kernel modules to load at boot time. # # This file contains the names of kernel modules that should be loaded # at boot time, one per line. Lines beginning with "#" are ignored. # Parameters can be specified after the module name. bcm2708_rng
次に,rng-tools をインストールします.私は Raspbian を使っているので,以下の様にコマンドを実行します.
$ sudo apt-get install rng-tools
基本的にこれでOKで,Raspberry Pi を再起動させると,ハードウェア乱数生成ドライバがロードされ,rngd がそれを使うようになります.
raspberrypi/log20150610_bcm2708_rng.1433946829.txt.gz · 最終更新: 2015-06-10 14:33 by tosihisa@netfort.gr.jp