====== CompTIA Security+ 受験記録 ====== 2016年9月に CompTIA Security+ を受験しました．結果としてはギリギリで合格でしたが，その時の記録です．関連：[[exam:20190907_comptia_cysaplus|CompTIA CySA+ 受験記録]] ===== CompTIA Security+ について ===== 詳細は https://www.comptia.jp/certif/core/comptia_security/ を参照．この試験の特徴は，100～900のスコア形式で，750スコア以上で合格と言う点です．単純に割合で考えると，750÷900=83.34%以上の正答率が合格と考えられます．個人的な感覚で正確ではありませんが，他の試験では大体65%〜75%あたりが合格ラインと思いますので，CompTIA Security+ は，高い正答率が求められる試験だと思います．受験費用も高いので1発合格しておきたいところです． ===== 事前知識，勉強 ===== 事前知識は，2016年春の情報セキュリティスペシャリストには午前は合格しましたが午後Iで不合格でした． CompTIA Security+ の受験にあたっては，TAC出版の Security+ テキストと Security+ 問題集で勉強しました．私見ですが，TAC出版のテキストは分かりやすく書かれていると思います．私は Security+ とは別に CompTIA Project+ も受験しましたが，その際も TAC出版のテキストで勉強しました．TAC出版のテキストが良いのは，資格受験以外にも通常の仕事の中で使える参考書としても使えるのが良いです．

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まずはじめに，Security+ テキストを一通り読んでから，問題集に取り組みました．83.34%以上の正答率が必要ですから，90％以上は正解できるようにしました．学習に要した時間は大体15時間ほどで，始めの10時間ほどでテキストを一通り読んで，残りの5時間は問題集を解きながら，間違えたところはテキストを再度読み直しました．無線LANや BlueTooth のセキュリティは，今まであまり勉強してこなかったところなので勉強になりました．正答率が高い目の試験ですので，山を張ると言う事はせず，基本全部覚えるスタイルで勉強しました． ===== 受験と結果 ===== 結果は，776点で，本当にギリギリでの合格でした．後1問か2問ほど間違えると不合格だったのだろうと思います． TAC出版の Security+ テキストと Security+ 問題集は役に立ったと思います．この後，2016年10月の情報セキュリティスペシャリスト試験を受験して合格しました．春秋の情報処理安全確保支援士試験の受験に向けた準備として CompTIA Security+ を受験するのはアリだと思っています． ===== CompTIA Security+ は実務で役立つか ===== 私見ですが， Security+ はサイバーセキュリティについて基礎的な知識を広く問われると思いますので，実務でも充分に役立つと思います．私はサイバーセキュリティについてはまだまだ経験不足ではありますが，少ない経験範囲の中で言えるのは，サイバーセキュリティ「ならでは」と言うのは多くなく，従来のソフト開発や機器開発の延長線上にサイバーセキュリティ対策が求められ，それには幅広い知識が必要と言うことです．